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2nd Album
あの空に会いたい

2008.3.19 Release
¥2,500 (tax in) BZCS-3035
Bellwood Records / Cocktail Label

  1. 清廉の空
    故郷を離れ、都会で暮らす日々。
    ふと見上げた空に、故郷で力いっぱい夢を描いていた頃の自分の姿を思い出した。
    あの頃見ていた空は一点の曇りもなく、いつも澄みきっていた…
  2. レクイエムが聴こえる
    以前ドラマで流れていた森田童子さんの『僕たちの失敗』という歌に衝撃を受け、
    このような曲が生まれた1960年代という、若者が自由を求め、
    武器を持ち社会に立ち向かっていった時代に思いを馳せながら作りました。
    オムニバスアルバム『Cocktail2』にピアノ弾き語りヴァージョンで収録されていたものを、
    今回チェロを入れて新たに録音し直しました。
  3. 仮面男
    人は誰もがいくつかの顔=仮面を持つ。
    人前で本当の自分を隠し続けてきた“男”は、そんな自分を嘲笑いながらも、
    仮面に蝕まれていく自分の顔を見ながら苦悩する。声なき叫び。
  4. 手紙
    もし、自分が明日死ぬのだとしたらと仮定して、
    残していくことになる愛する人への手紙を歌にしてみました。
    こんなふうに感じながら旅立てたら幸せだろうなあ…と想像しながら書いた入日茜流の愛の歌です。
  5. 大人になったら
    サンタクロースの存在を信じて疑わなかった幼い頃。イマジネーションは無限に夜空を駆け巡ったんだ。
    “僕ら”が幸せを願う心はきっと今も変わらないはずさ。
  6. 骨なしヴァランタン
    19世紀フランスの画家、ロートレックが描いた
    パリ・モンマルトルのダンスホール「ムーランルージュ」の夜の世界がイメージ。
    きっとそこで夜な夜な繰り広げられていたであろう、
    いつの世も変わらぬ男女の人間模様を妖しい旋律に乗せてシニカルに描いてみました。
    タイトルの『骨なしヴァランタン』はロートレックも描いている、ダンサーの愛称。
  7. 幸せのようなもの
    あの頃の自分に戻りたい訳ではないけれど、それなりに幸せな毎日を送りながらも、
    ふと寂しいと思うひとりの時間。
    傷つくことを恐れて恋愛に臆病になっている自分に気付くとき、
    もう一誰かを愛したい、と心がつぶやくのです。
  8. 春待ち列車
    田舎育ちの私は、子供の頃から将来都会で暮らすことに憧れを抱いて、
    親元を離れてしばらくは、故郷に対してある種の冷めた感情を持っていた。
    10年以上が経ち、やっと今改めて自分の故郷を愛しいと思える気持ちになれたのが嬉しくて、
    生まれた曲です。
  9. Tears on Earth
    以前コーラスで参加させていただいたDEENさんに楽曲提供させていただいた曲のセルフカバー。
    ボーカル池森さんの書かれた環境破壊を憂うテーマの歌詞が、
    私のメロディの可能性を広げてくれました。
    母なる大地のようなチェロのたおやかな音色に乗せて静かにメッセージを歌いました。
  10. 光射す家
    明日は嫁いでゆく日。生まれ育ったこの家。
    賑やかな母の声、ありふれた家族の情景、そんな日常が今はとても愛しい。
    これから二人で作る幸せのかたち。
    光射すこの家のように…
  11. 紗幕
    悩み傷つきながら歩んできたこの道は、只、愛する人に出会うために続いていた…
    うっすらと浮かぶ過去のシルエットを後にして、女は新しい旅立ちへと向かう。
    *紗幕とは舞台用語で、光が透過する薄手の幕のこと。
  12. エピローグ
    振り返れば人生はいつも夢のよう。喜びも哀しみもすべて、遠い遠いお伽話。
  13. ロンドン
    私の好きなハービー・山口さんの「LONDON CHASING THE DREAM 」という写真集があります。
    その写真たちをレンズ越しに見ていたであろう、若き日のハービーさん。
    遠い異国の地でがむしゃらに夢を追いかけていた彼の姿を思い描きながら作ったピアノインストです。
    『あの空に会いたい』という物語のエンドロールのようなイメージで聴いていただけたら幸いです。